横浜の万里設備株式会社は、管工事を主に空気調和・給排水衛生設備管理等を行う会社です。

Digital TransformationDXについて

企業経営の方向性及び情報処理技術の活用の方向性を決定

  • 万里設備株式会社の企業理念の一つとして、「社員を財産と考え、個性を尊重し、組織の活性化・職場環境の向上を通じて会社の繁栄と社員の幸福を実現する企業を目指す」という目標を掲げています。
    その実現に向けた成長戦略の一環として、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の推進に取り組んでまいります。

    建設業界では建設技能者の高齢化や労働不足が深刻化し、時間外労働の規制などの問題が顕在化しています。
    これらの課題に対処するため、省人化と生産性向上を図るべく、3DCADの導入、管理書類のクラウド化による共有化、WEB会議の活用などを行い、効率的なプロジェクト管理とリソースの最適化を実現します。

    弊社に関わる全てのステークホルダーの皆様への価値提供に努めるとともに、これまで以上に社会に貢献できるよう誠心誠意取り組んでまいります。
    今後もこれらの戦略(ビジネスモデル)の推進状況について、私自身が定期的に皆様にお知らせし、進捗や成果を共有してまいります。
    更なる業務効率化に取り組み、お客様へ価値を提供し続けることで、全てのステークホルダーの皆様の満足度向上と持続可能な社会の実現を目指します。

    万里設備株式会社
    代表取締役 木村 信哉

企業経営及び情報処理技術の活用の具体的な方策(戦略)の決定

  • 現場業務の効率化・品質の向上

    ◎3DCADの活用

    • 施工図内の形状等を視覚的に把握しやすく、客先へのプレゼンにも有効で信頼性が向上します。
    • 施工図の精度が向上し、施工でのミス削減できる。
    • 作図時間が短くなり、労働時間削減につながる。

    ◎現場管理にデジタルツールの活用

    • 全社員にタブレット及びスマホを支給する事により、社内のクラウドサーバーを活用したデータの共有が可能になり、作業効率の向上、ペーパーレス化を実現し、工事写真撮影、編集等リアルタイムで行うことができる。

    ◎グループウエアの活用

    • グループウェアを使用する事により、担当者への伝達ミス・モレ及び時間ロスの軽減につながります。

    ◎WEB会議の活用

    • 会議のための移動時間の削減します。

    ◎安全書類のクラウド化

    • ペーパーレス化を実現し、クラウド上で情報が共有でき、常に最新の状態を維持できる。

戦略を効果的に進めるための体制の提示

  • ・体制

    代表取締役社長をDX戦略における統括責任者とし、社内にDX推進委員会を設置し、組織を横断して社内のDX推進を進めるとともに、DXによる問題解決や業務改善の提案を行っていきます。各部(総務・技術1.2部・CAD室)からDX推進担当者を選抜し、各戦略の実行体制を構築します。

    ・人材育成

    人材育成については、外部講習会に積極的に参加するなどし、社内でも勉強会など開催して展開し、DXを推進できる人材を育成していきます。
    また、社内でデジタルツールの活用状況を確認し、新たなデジタルツール導入などディスカッションを行います。

最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策の提示

    • ネットワーク・クラウドストレージ環境を整備することで、社内の業務効率と生産性の向上を推進させるための環境整備を進めてまいります。
    • 現状の課題と今後の方向性を常に精査し、アップデートを繰り返し弊社に適したデジタル技術の導入を進めていきます。
    • 全社員のPC及びタブレット等にセキュリティソフト(END POINT SECURITY)を導入し、情報セキュリティの確保を進めています。
    • 社内規定の適切な整備や更新などをして、情報セキュリティコンプライアンスを強化していきます。

戦略の達成状況に係る指標の決定

  • DX戦略を推進するにあたり、2024年から2027年度に向け、取り組みの達成度を測る指標を設定します。

    • 施エミス削減率
      3DCADの活用により、施エミスを年間で20%削減することを目指します。これにより、施工品質の向上を評価します。
    • 労働時間削減率
      3DCADの効率的な作図による労働時間の削減を測定し、年間10%の労働時間削減を達成します。
    • ペーパーレス化達成率
      クラウドを活用した安全書類や図面管理により、全体の印刷枚数を75%削減します。
    • WEB会議活用率
      社内外でのWEB会議利用率を50%まで引き上げ、移動時間やコスト削減の効果を測定します。
    • 安全書類のクラウド導入率
      現場の安全書類のクラウド導入率を50%削減し、ペーパーレス化および最新情報の即時共有を実現します。

サイバーセキュリティに関する対策の的確な策定及び実施

  • 2024年7月に「SECURITY ACTION」の「★★二つ星」を宣言しました。

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